デイサービスでは、2か月に1度くらいのペースでアセスメント会議を行っています。今回はデイサービスの中で高齢者疑似体験キットを使用し、利用者の立場から自分たちの介助、介護を考えてみました。
スタッフの中から「一回やってみるといいよね」という意見が出て、実施してみることになりました。
腰を曲げた形で固定し、目は視野を狭くぼんやりとし、耳はヘッドホンで聞こえにくくなっています。腕や足にはおもりが付きます。
高齢者役と介助役に分かれ、それぞれ体験してみました。
ひじやひざも曲がった形で制限かかかるので自由が利かず、玄関で靴を履きかえるために座る動作やトイレの立ち座り、お風呂で浴槽の出入りなども結構大変でした。
腰が曲がった状態では極端に視野が狭くなり、床ばかり見ているような印象です。この体験を、介助や声掛けに利用できればと思いました。